自転車でお買い物に行きました。

信号待ちで道端を見ると、アスファルトの割れ目から、背の低い草が力強く生えていました。
ど根性の草です。

この草、頑張っとるなぁ・・・と思って見ると、何かが付いています。
老眼（トホホ）の私には、綿ゴミか、枯れた草か、色としては鳥のフンのようにも見えました。

その何かは特に気にならなかったので、私はサッと信号を渡るはずでした。
でも信号待ちが思ったより長く、自転車を支えながら足元の草の葉を見ているうちに、その何かが気になりだしました。
「え・・・？あれ？・・・あれあれ？何かこれって・・・時期的に、もしかして？」とってもいや～な感じがしてきました。

立っている私には、今は綿ゴミにしか見えません。
これを分からないままにして、「まあいいや～」と思って通り過ぎた方が、精神の安定が保たれる気がしました。
でも次の瞬間、本能的に手が動いてメガネをかけて素早く確認、するとこれ以上は見るなと脳が判断、反射的にメガネをサッと外しました。
その時間、体感的に0.05秒。（笑）

背筋がゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ！
ゾクゾクなんてものじゃないですよ、ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ！

はい、分かっていましたよ、分かっていましたとも。
でも確認せずにはいられなかったんですよ。
チビクロさんではなく、色が出てきた色ケムさんでした。

おーこわ、おーこわ、
あれはダメやわ、やっぱあの色はダメやわ、ダメやダメやダメや～～～！

あぁぁぁぁぁぁ！
ダメやなんて言っとれんのは頭じゃ分かっとるんやけど、ダメなのよ、毛虫ダメなのよ～！